バンガロール備忘・見聞録

バンガロールについてのなんやかんやと好きなことについての話

最近見たエンタメに関する雑記シリーズ2

年があけて2024年!

相も変わらずのちんたらペースでコツコツ書いていこうと思います。

最近見たエンタメはアタリが結構多いです。

 

ヘルドッグス(2022) とBAD LANDS(2023) by Netflix

両作品とも原田眞人が監督。どっちもサイコーーー

イケメンのサイコパスはエンタメがいがある。だって実際にそばにいたら大変だもの。人をサクサク殺していくさまは見ていて最高に気持ちがよいです。

さて、どちらもサイコーだったのだが、原田眞人の作品を見るのはこの2作品が初めてだった。

原田監督特有の世界観が良い

他の作品を見たことがないから何とも言えませんが、まず、まじで会話が聞き取りづらい。みんなぼそぼそしゃべりすぎてて字幕いる?ってなる。なので必ず何回も見ることになる。1回目で全体の大筋を楽しみ、2回目以降は内容ひとつひとつを楽しむんだあ。聞き取りづらいかつ、日本の映像特有の、セリフで説明する描写があまりない、というか専門用語(犯罪用語・やくざ用語)も説明なしにそのまま使う感じがまた好きだ。2回目以降は単語を聞き取り調べながら意味を知る。外国語の勉強かい

音楽もいいです。

役者陣がサイコーすぎる

まずヘルドッグス、岡田ー!あなたは本当にどんどんと進化していく・・・V6DarlingのPVを見てキャーキャー言ってたのが、知らないうちに総理大臣のSPやったり落語家になったり殺し屋になったり殺し屋になったり。。。ありがとう。もっとすごいものを見せてくれ。。基本アクションしか見てなくてすみません。歴史もんは苦手なので

さて、岡田はもう期待を超えてどこまでもですが、本作の推しは、坂口健太郎!!!サイコボーイ!!!ありがとう!!イケメンが笑顔で人殺すの大好き!!

あとはおそらく原田組常連の、くまさん役の人と、鼻を食いちぎられたやくざの(声)がとても素敵で、かつこの二人はBAD LANDSにも全く違う役で出ていて、エロい!!となりました。(語彙力)

BAD LANDSは安藤サクラと山田涼介の兄弟バディもの。ふたりともよかったーー!

平成ジャンプにはまりかけたことがあって山田涼介のパーフェクト感はあまり得意ではなかったのですが、本作のサイコボーイ役をとても魅力的に演じていて惚れました。安藤サクラはもう何見てもいいよねえ。安藤サクラ特集やりたい。100円の恋見てください。

主演ふたり以外もよかった。曼荼羅役の宇崎竜童がエロかっこよかわいすぎたし、江口のり子の使い方間違ってるような気がするし、生瀬勝久しかあの役はできないなー、天童よしみはウケるしなんかもうエンターテインメントだった。あ、林田役の人めちゃくちゃかっこよきれいだった。悪役がくそ気持ち悪すぎて現実ほんとにちょっといそうだなと思うと吐き気がした。ネリには絶対に幸せになってほしい。

善と悪

犯罪を犯す人間にもそれぞれその人の倫理観や道理があって、ただのニュースになるやくざの抗争やら特殊詐欺グループの内部の人間関係やら、そんな中にも、守りたいものやら許せないものはそれぞれあるというのを映像で見せつけられる。人を殺しました、逮捕されました、はい悪人です。ってそう簡単にはいかない。警察官にも警察官としての仕事がきちんとある。ヘルドッグスのほうが善悪わかりやすく描いてるのかも。BAD LANDSのほうがもっとグレーでそこには生活とか歴史がある気がするし、それがいとおしい。こてこての関西弁ええでえ

結論

2作品ともサイコーです。

二つの作品が少しだけリンクしてるところがまた原田さんのユーモアがあって良き!それに気づいたときのうれしさよ。

ヘルドッグス 本予告 (youtube.com)

Bad Lands (2023) BAD LANDS バッド・ランズ - Movie Trailer - Far East Films (youtube.com)

映画「百円の恋」予告編 - YouTube

V6 / Darling(YouTube Ver.)

 

他にもいろいろ見たような気がするのですが、つい長くなってしまったので、

今回はこの2作品だけでおわりといたします。

 

バンガロールの良いところを一生懸命書く

 インドは巨大な国だし、トータルで4年近く住んでいるけども、まだ足を踏み入れていない地はめちゃくちゃある。知らないことのほうが多いに決まっているし住んでいないところの魅力を知らないのは百も承知なんだけども、インドに住むならば絶対バンガロールという理由を書きたいと思います。隣の芝生は青いという言葉通り、インドと日本を比べたら・・インドとタイを比べたら・・インド国内の他の都市と比べたら・・

 バンガロールの良さをアピールする際に、日本やタイなどといった他国を眼中に入れてはいけない。そんな国存在しない。インドしか存在しない。それくらいの規模間の比較です。

<インド国内の都市において住みよさNO.1の理由>

その1.気候

圧倒的。これは日本やタイと比べても圧倒的に良い。ちゅうか8割これです。

年中半袖1枚でさわやか。雨季(7月ごろ)と乾季(12月1月)は朝晩少し冷えるから出かけるときは薄い羽織物1枚。湿度も低い。

強いていうなら思ってたより寒い。エアコン寒い。肩出してうぇーいみたいなのも身体冷えるから意外にできない。(インドの人は多分体温高いからかミニスカうぇいな人も多い)冬服がいらないのでクローゼットがすっきり。

その2.空気がきれい

これはほかの都市(デリーやムンバイ)が乾季になるとドイヒーなので、これを知っているとバンガロールはだいぶきれい。年中青空しっかり見えるし、空気清浄機必須でもないし、なんなら外に洗濯物も干せる。(タワマン住んでる人は部屋干しが多いです)ただし埃がたまるのは尋常じゃないスピードです。室内でも窓開けてないのにテーブルはすぐに埃かぶる。見えてないから良しということであまり気にしていない。

その3.基本的な肉が全部食える。

一般常識として、インドはヒンドゥー教徒が8割おり、牛が神聖という扱いなので、牛肉は食べない人が多い。そして豚肉も好んで食べない。ヒンドゥー教徒でノンベジタリアンだとチキンかマトンが主流。ヒンドゥー教徒に次いで多いイスラム教徒は、牛肉は食べるが豚肉は食べない。これがザ・インドの常識って感じ。

そうと思いきや、バンガロールはどちらも割と簡単に食べることができる。ステーキ屋さんが何件もあって堂々と牛肉が焼かれているし、チベット料理や韓国料理屋さんでは豚肉料理がある。さらに言うと魚もチェンナイやらマンガロールやらの近隣の海で獲られた魚料理があるので困らない。

日本では自炊に使うのは鶏か豚ばっかりだったし、あー牛肉食べたい!と思うほど肉好きではなかったので、わざわざステーキ屋に行ってステーキを食べることは私の人生でほぼ皆無でしたが、バンガロールでは会食や飲み会の選択肢として存在しており(日本より全体的な選択肢が少ないのは言うまでもないが!!)、食べるとうまい。ミディアムレアとかインドで大丈夫なの?と最初のうちは不安があったものの、レアのがやっぱうまい。肉の味がしてうまい、っていう感想が果たして正しいのかわかりませんが、うまい。

バンガロールは南インドの各地方出身から来た人が多いですが、ケーララ出身の人はヒンドゥー教徒でも牛肉を食べる文化があったりしていて、一概に牛はNG、神!ということではないことを最近知り、改めてインドという国の大きさ・奥深さを知ります。(*ケーララ州はほかの地域と異なる点がいろいろあり、個人的関心として調査を深めていきたいところです。またケーララ特集します)

その4.酒が飲める。クラフトビールが飲める。ワイナリーがある。

10年以上前に留学していた地方都市では、女性が酒屋で酒を買うことができないといったことがあり、バンガロールでも多少身構えていたものの、予想と反して酒屋が多い。そこらじゅうで酒が売られている。バーも飲み屋も多い。最高。酒屋で酒買っても別になんだこいつみたいな目で見られないし、ひとりで飲みに行くハードルも高くない。日本でいう角打ちはさすがに行ったことないけど行ってみたい!!!(*インドの角打は柵越しに酒を注文、椅子もテーブルもないガランドウなスペースでの立ち飲み。外からしか見たことないけど薄暗ーいところでおっさんたちがぼそぼそしゃべりながら飲んでる。インド人でも女性がいるのは見たことない)

そしてそこらじゅうにクラフトビールの醸造所兼レストランがある。IPAといったら日本でも流行ってますが、India Pale Aleの略ですよ!

醸造所があるレストランではその場で缶にビールを詰めて持ち帰れるところもあってめちゃくちゃおしゃれ。そして市販のビールも私は好きです。King fisherというブランドがインドの市販ビールでは一番メジャーで、日本でいうとアサヒのような立ち位置。(味も薄めでがぶ飲みできる)クラフトビールはアルコール度数が高めなので、ビールだと思って舐めてかかると潰れます!ゆっくり味わって飲むものです!

あまり知られていないが、インドはワインの産地でもあり、ここバンガロール郊外には3メーカー?もっとある?のワイナリーがあってちょっとした観光地的なポジションである。(ただし私はインドワインの良し悪し全然わかりません。いやワイン自体わからん)

日本でいうストロングゼロ・鬼殺し的な立ち位置の激安紙パックウイスキーなどもありますが、これもそのうち飲んでみたいとは思うものの常習的に飲むものではないかと思います。

 

他にも、他の都市に比べて家賃が安いとか犯罪が少なそうとか、人が優しいとかカレーがさっぱりしててそんなに辛くないとか、(すべてほぼ主観)はじめてインドに住む日本人にとっては割とハードルは高くないのかなと思います。(特に日本以外の海外滞在経験者はすんなり適応できるはず)

ないものを言い出すと無限ですが、あるものをしっかりありがたがると、だんだん欲が薄れてきてこれくらいでいいかという状態にもっていけます。またたまに行くタイや日本の天国感が半端ないです。

それが良いことなのか悪いことなのかは人それぞれですが、私としては割と居心地の良い街としてかれこれ日本の次に長い滞在国となってしまいましたとさ。 

 

また良いところ思いついたら書きます。

インドについての書籍・目的別3選

 

インドに関する書籍があまた存在している中で、そもそも私はあまりインドが好きでも嫌いでもないというスタンスを取り続けているので、読書自体は好きなものの、インドに関する書籍を積極的に読むことはしていない。とはいえ、嫌いではないので、テーマに興味があれば無論読む。

いっぱい読んだ中から厳選して3選!!とかでは全くなく、あくまで私が出会い、感銘を受けた本を目的別(インド留学・インド旅行・インド駐在)にわけてご紹介いたします。

 

・インド留学について 島岩「インド—心と文化のオクターブ」(1994)

私が大学生のとき(2010年代)に、インドへ留学をするかどうか迷っているときまたは行くと決まった時(どちらだったか記憶なし)に大学の先生が薦めてくださった本。
著者は私と同じ留学先のインドの大学で、1960年―1970年代に留学をしていた時の体験談を主に書いている。留学後はインド哲学の研究者・大学の教授としてご活躍されていた。

冒頭から、インド留学のための面接、そして合格を手にするまでの色々が書かれているのがまずとにかく面白い。留学するためならどんな手段でも使ってやろうと奮闘する著者のずる賢さが最早すがすがしい。

そんな著者が描いたインド留学の日常。旅行ではなくインドで生活・勉強をするということがどういうことなのか、時代がひとつふたつ違っていても、当時の私でも鮮やかに想像がつき、そして私自身のインド留学中、本に書いてあることと一緒じゃねえか!(=変わってないじゃないか!)と思ったことが何度もあった。

お役所や事務所をたらい回しにされたり、手でカレーを食べること・手でトイレを済ますこと、日本人特有の英語の自身の無さとその学習法、旅や生活の中で出会ったインドの人々とのかかわり・・

2023年の今、インドに留学をしている日本人学生と出会う機会がしばしばあるのだが、インドの学生生活そのものの根本的な部分はあまり変わっていないようで、彼のその学生生活は、インド駐在をする日本人とは遠くかけ離れていて非常に面白いし、懐かしい。

1960年代ー80年代のインドの人々がどのような生活を送っているのか、物価の違いなんかも含めて読むと面白いです。

 

この方の感想も素敵だ

インド 心と文化のオクターブ 島岩(しま いわお)著 - うちこのヨガ日記 (hatenablog.com)

めちゃ本の価値上がってる

インド心と文化のオクターブ | 島 岩 |本 | 通販 | Amazon

 

・インド旅行について 妹尾河童「河童が覗いたインド」(1991)

インド旅本の金字塔といえばこれではなかろうか。「少年H」が有名ではあるものの、この河童大先生の覗いたシリーズはとても素晴らしい。大先生のスケッチがとにかく細微にまでこだわり、丁寧に描かれているのがまず圧巻。建造物だろうが食器だろうがガラクタだろうが、とにかくディティールまで描きつくす。ディティールもすごいのだが、覗いたシリーズには、河童先生が泊まった宿のスケッチがなぜか、神(天井)の視点から描いているものばかりで、このクオリティがすごい。自分の目で実際に見たものだけではなく、自分を天井、もっと引きで見たときの様子を全くの違和感なく描く。(天井からの部屋の描き方も別の著書にこれまた細かく書いてある)

スケッチだけでなく、文章・考え方もとても素敵だ。

自分のような日本人がインドに行ったところでインドのことを分かった気になるなんておこがましい。だからせめて行った、ではなく覗いたみたいな、そんな主旨でインドを歩き回っている。そして、ボロボロの安宿から高級ホテルまで、経験する。

好奇心ひとつで市井の人々と関わったり、どうみてもガラクタのようなものを集めてみたり、建造物のスケッチをして警察に捕まりかけたり、とても魅力に溢れている。

この旅行記も随分古いので、現代の旅行とはだいぶかけ離れてしまっているけれど、インドのかつてのカルチャーを知るためにはとても有益な一冊。

 

他のシリーズもぜひ

河童が覗いたインド (新潮文庫) | 河童, 妹尾 |本 | 通販 | Amazon

 

・インド駐在 須田覚「西ベンガルの月」(2020)

前述2本が90年代なのに代わり、こちらは新しい。というのもこのバンガロール滞在中に出会った一冊だからである。著書がエンジニアとして、インド駐在中に詠んだ短歌をまとめた一冊。(エンジニア兼歌人、言い方あってるのかな・・)

著者ご本人と知り合う機会があり、ご本人に薦めてもらった。

私は長ったらしい文章をこれでもかというくらいダラダラ書いてある長編小説を好んで読むので(夏目漱石・村上春樹など)、短歌や俳句は学生時代に教科書で知るくらいで知識も情報も持ち合わせていなかったのだが、最近になって短歌すごい、面白いとなっている。というかこの本を読んで、短歌って面白いと思った。何が面白いって、たったの5・7・5・7・7で、頭の中に映像が鮮明に写しだされたからである。脳内プロジェクターに写真もしくはショート動画が、ぱぱぱぱっとスライドに映し出されたかのような感じ。

短歌を読んでこのような現象をかつて経験したことがなかったので、須田さんの表現や感性と、自分のインド生活がいい感じにマッチングしたのだと思う。短歌なのにと言いたくなるけども、注釈が都度書いてあるので、インドを知らなくても楽しめると思います。

 

写真も素敵

Amazon.co.jp: 西ベンガルの月 ユニヴェール 電子書籍: 須田覚: Kindleストア

 

これ書いてて思いましたが、インドどうこうというよりも、著書を通して著者のことが大好きになった3選になりました。

 

以上、目的別おすすめインド本3選でした。

最近見たエンタメに関する雑記シリーズ1

はじまりましたシリーズもの、5秒前に思いつきました。

大学生の頃、社会人になりたての頃は狂ったように映画を見ていましたが、最近は集中力が持たず、でも配信が主流になったおかげでインドで暮らしてても大量のエンタメに触れられる!!ありがたや。そんなわけで、最近見たエンタメの感想みたいなものをだらだらと書いていきます。


1.オッペンハイマー(バンガロールの映画館にて)

<予告>

Oppenheimer | New Trailer - YouTube

英語(字幕・オーディオ)・3時間・大好きなクリストファーノーラン。
原爆を作った人間の話だったが、第2次世界大戦当時のアメリカの政治情勢・世論、ユダヤ人であるオッペンハイマーの生い立ち、そして物理と化学を事前にある程度知っていないと、ついていくのしんどかったです。

映画好きの知人は1度見て、その後復習して2度見ておもしろかったと言っておりました。(その映画愛・情熱、リスペクト)

大義のために作った原爆だけど、現実のところ冷戦は始まり核爆弾は増産され共産党が台頭しベトナム戦争やら朝鮮半島は分裂するやら各種内戦が続いたわけで、原爆が解決したのは一体なんだったのだろうと思う。日本では原爆の話ということもあり、上映未定というのもやや納得する内容だった。(当時のアメリカから見て日本という国の存在がどのような立ち位置だったのか。それが今の日本人的にはまああまり気持ちの良い話ではないだろう、今と大差ないような気もするけど)

映画にまつわるインタビューを今回全くチェックしていないので、ノーランはなぜオッペンハイマーを映画にしたかったんだろうな、というのが見終わった後の素朴な感想。爆発させまくりたかったのかなあ。。

全くの余談ですが、インドは性的描写がNGなので、不可解な隠しがありそれが記事にもなっていました。フローレンスピューちゃんのヌードシーンがあったそうですがインドでは一ミリもヌードしてなかった。。ちなみにタバコの描写があると、右下に”タバコは年間〇〇人殺している”という注釈がつくため、例えばNETFLIXなんかでも、ワンハリ(Once upon a time in Hollywood)終始注釈がついていて、まじでうっとうしい。

ノーラン好きとしては、ノーランの意味不明時間空間カオス状態があまりなかったので、やや物足りない気がしました。個人的には「バットマンシリーズ」、「TENET」がノーランではおすすめです。

 
2.LIGHTHOUSE -NETFLIX(星野源X若林正恭対談)

<予告>

「LIGHTHOUSE」予告編 - Netflix - YouTube

 

星野源はすごいなあ。全編見終わったあとの感想。暗い青年時代、売れない若手時代、くも膜下出血で死にかける、からの紅白出場、ドーム公演、ガッキーと結婚!!!(そんな単純なわけないが)

若林との対談でも、なんとなくだが若林の悩みを星野源が解決に導いている感じが終始あった。人生何週目だろうか。

この人を知ったのはクドカン脚本の映画「69sixtynine」でとんでもない役だった。「タイガーアンドドラゴン」でもとんでもない端役だった。まずどっちの役も坊主だし。下積み時代が長く、努力の甲斐あって成功!っていうのは芸能人にとってはよくある話なのかもしれないけど、星野源は努力してました感、悲壮感があまりない感じがしていて、ごく自然に成功を手にしているような気が勝手にする。7年くらい前?に一度個人的に星野源ブームが来ていて(映画「地獄でなぜ悪い」あたり)、そのときに比べて、最近出た音楽を聴きなおすと、音楽の幅広くなったなー、明るくなったなー、やっぱガッキー奥さんてすごいなーなんてあほみたいな感想しか出てこない。けど元からもっている悩みみたいなものをずっと持ち続けて考え続けてそれを放り出さずきちんと音楽や作品に昇華しているところがやはりアーティストなんだなと思った。

星野源の役者の仕事が結構好きで、最近で言えば「MIU404」、抑えの演技は星野源には勿体無いと思いつつ、作品そのものがやはりよかった。(脚本野木さんだし。)抑えてない演技が星野源はやはり最高である。前述の2作品と、「箱入り息子の恋」「地獄でなぜ悪い」このあたりは作品もいかれてるけど、星野源もやっぱいかれてて最高です。あ、「罪の声」も抑えの芝居が多い中で、狂いそうになってる瞬間まじでよかった。(これも脚本野木さん)

若林はまあ若林って感じかな、、自分の悩みを言語化できるって、難しいし恥ずかしい。あと自意識がやっぱり強すぎて、胃もたれする。(ごめん)

星野源の最近の楽曲も聴いてみましたが、個人的には「COMEDY」が歌詞も音も好き。 

私も10代20代前半は割と暗黒だったので、彼らの闇みたいなものは濃さは違えどとても共感できるし、今となってはまた違うベクトルで悩んだり悩まなかったり、ちょっとした答え合わせをしている感じもまた楽しかった。(クリエイティブを仕事にしている悩みについてはもちろん共感できていない)

 

3.初恋、ざらり

<予告>

【予告】ドラマ24 初恋、ざらり 第1話 - YouTube

まだ放送中だけど、書いちゃう。

「軽度」の知的障害を持つ女性が恋をする話。きゅんする。そして苦しい。普通になりたいけどなれない女の子。必要とされたくてがんばるけどできない。

自分のことを知ってくれたうえで、がんばらなくていいよって言ってくれる好きな人がいるのに、それを喜べない。

これまで生きてきた中で、自分を肯定するタイミングをひたすら奪われつづけてきたんだろうなと思う。

そういう人って日本だとめちゃくちゃ多いと思う。若いとか女の子ってだけでちやほやされるけど、そのちやほやされてる理由が、若い女だからっていうのもなんとなく本人は気づいてるし、空気は読めるから余計つらい。

まじでただのあほだったら周りなんか気にせず生きていけるけど、そういうわけにもいかなくて、自分が「普通」じゃないことを、認識しているし、それは良くないことだから隠したい、でも隠し切れない。

ありさちゃんの生きづらさ、表現力がとてつもなく素晴らしいです。あと同僚の女性陣最高です。

岡村さんを風間君がやっているとかっこよすぎる。風間君に君はそのままで大丈夫。とか言われたいわ。だが残念ながら個人的に頭ポンポンは好きじゃありません。。(個人的すぎる)

どんな結末を迎えるのでしょう、少なくともドラマの中では。。。

 

インドでちゃんとした健康診断を受けてみたことについて

やる気あんの?という更新頻度ですが、久しぶりにブログっぽいネタが上がったので忘れないうちにレポートします。

かの有名な富士フイルムが健康診断のために作った施設に、行ってきました。
その名はNURA(ヌラ)。https://nura.in/

バンガロールは立ち上げから3年経つらしく、インドでは他にグルガオンとムンバイに同様の施設があるとのことです。

日本にいたときは会社の簡単な健康診断程度しか受けたことがなく、人間ドックはおろか、婦人科系の検診も避けつづけてきたのですが、もういい加減年齢的にちゃんとしようよ(34歳)、というのと、ホームページを見ればイメージがつきますが、予約から診断結果まで超絶進歩的で画期的、ツイッターやら口コミやらでの評判高くて期待大、ワクワクでした。

一般的な健康診断と違って画期的だったのが以下3点。

1.前日の絶食などの制限なし。
2.約2時間で全行程が終わる。
3.検査内容は生活習慣病とガン検診の2本柱で、検査後その場で画像やレポートと共にドクターが結果を伝えてくれる。プラス生活改善アドバイス。

日本語通訳の手配も追加料金で可能のようですが、英語だけでも検査員の人がわかりやすく話してくれるし、レポートもめちゃくちゃシンプルでわかりやすかったです。

検査直後の結果で、ガンの項目で1項目引っかかったのがあり、1週間後に当日より詳しい検査結果が出るから、と言われたときには割と余命1年だったらどうしようかというところまで妄想しました。(結果的にネガティブ、問題なし)

結果が出るまでのほんの数日だけでしたが、病気や検査内容について調べたり、インドでガンだったら治療のために日本帰るのか、いやインドで治療しながら働くとかもいけるよな、、とか、まあ色々考えが巡りました。

多分今回の検査結果が全く問題なかったら2年に1回くらいでいいかなと思っていましたが、上述のことがあり、やはり毎年受けようと現時点では思っております。

ちなみに、余命宣告されたら私は旅に出ます。行程はバンガロールからインドを西→北→東へ周ってそのままスタン系列からの中東、ヨーロッパ、最後台湾です。余命宣告されなくとも、今の会社を辞めたらやりたいことです。

話が飛びましたが、しっかり健康診断できてよかったです。

午前中仕事して昼ごはん食べて、その足で検査して(自分の会社から徒歩10分だった)、夜は同行した友人と飲む(飲むな)というちょっとしたツアー気分でした。

また来年も行きたいと思います。

お酒は週1がいいよって言われたけど、それはまだ、無理だ!!! 

謎の体調不良との仁義なき戦いEP3

いやあ、、前回の投稿から84日経ってますよ。。

時経つの速し、別に仕事が忙しかったとか多分そういうわけではなかったです。

年もすっかり越して、前の投稿を見て、ああ体調悪かったんだよねえ、とちょっと過去になってしまっています。

振り返ると、体調不良で3キロくらい体重落ちたので今となっては「病気ダイエット」ということでまぁ結果オーライな感じです。

最近は薬をうまいこと服用して、お酒やら食事やら運動やらを適度にしているので、なんとなく体調も維持できているのではと思います。

とはいえこの適度がむずかしい。ちょっとした風邪レベルは結局旅行から帰ってくると十中八九ひいています。

 

さて、もっと具体的に、生活改善したいなぁというところで着目したのが、

1.朝ごはん
2.サプリ
3.ジム通い です。

 

1.朝ごはんに関しては、インドに来てからずっと試行錯誤をしている。
日本にいたときはもっぱら納豆・卵かけごはん、みそ汁が定番化していたのですが、
まあすべて入手が日本に比べて遥かにハードルが高い。

グルガオンでは生卵、納豆、日本米が売ってる?お店があるようですが、バンガロールではいずれも日本からの国際輸送による輸入または一時帰国の際にスーツケースに詰め込んで持って来るまたはバンコクで食材買い出し、など割と原始的かつコスト高かつ労力!!ということで、わたくしは早々に諦めました。

とある駐在員の納豆好きの方は、一時帰国の際に納豆を爆買いし、いわゆる3パックで100円の納豆を冷凍にして、パックからだして(スペース削減のため)サランラップに包んでそれをもってくるという納豆への愛なのか執着なのか、そのような作業をインドへ戻ってくる前日に夜なべしてやっているとのことです。涙ぐましい努力。

そんなわけで、インド生活当初は、食パンにジャム、卵焼きといったオーソドックスな朝ごはんを食べていたのですが、まあ!食パンがまずいんですわ。

こんな食パンでまずいって思うことあります?って思うくらいまずいです。

輸入食品のスーパーは多少値段が張るからまあ、マシかなというレベルで、結局のところまずい。なんであんなまずいんだろう(まずい言いすぎ)

なんてったって、朝目が覚めて一番にまずいなって思いながら朝迎えるのって結構心理的に良くない気がします。あと、栄養価もさして高くない。小麦粉。

 

そこで次に試みているのがシリアルです。

シリアルは結構いろいろな種類があるので、おいしそうかつ栄養価の高いものを選んでおります。

今のところ、これだ!というものにはまだ巡り合えていません。

あとシリアルと言ったら牛乳なんですが、生で飲める牛乳がどれかよくわかっていないので、豆乳を飲んでいます。豆乳のほうが健康っぽいし。

牛乳は毎日瓶で配達してくれる仕組みがあるのですが、めんどくさくて全然調べられていない。

冷たい牛乳ごくごく飲みたい。。探そう。。。

 

シリアルは腹持ちもまあまあいいので、そこそこ続いています。

最近試してみたシリアルとチョコレート味の豆乳。豆乳激あま



2.サプリ
これはインド在住のいろんな方のブログを読み漁って、よさげなものを爆買いしました。

鉄分、ビタミンC、(この2つはセットで飲むと吸収が良くなると友人が言っていた気がする)あとはヒマラヤのタブレットを色々。今はAmalakiを飲んでいますがなんとなく調子いい気がする。気がする。

 

インドにいると、放っておくと肉を食べない生活になっていて、気づけば疲れやすい・風邪ひきやすいなど、私の場合割と体調に如実に表れるので、肉は意識して食べるようにしています。肉が無理なら卵。要はタンパク質。

あーこういうこと考えるの年取ったわあとも思いますが、最近はじめて長生きしたいと思うようになってきたので、多分それは自分にとっていいことのような気がしています。

上3つがヒマラヤ。真ん中が鉄分、一番下がビタミンCのサプリメント。どれも安価で購入できる。



3.ジムは本当はプールがあると最高で、泳げないので泳げるようになりたいのですが、タワマン・コンドに住んでるわけではありませんので、陸上で頑張りたいと思います。うちの近所にジムカミングスーンのポスターが貼ってあったので通いたいです。
いつできるかはわからないが。。


以上、謎の体調不良との仁義なき戦い、完!!

謎の体調不良との仁義なき戦いEP2

どうも、絶賛控酒中です。

EP2の今回は、謎の体調不良の考えられる原因その2を取り上げます。

 

2.鼻炎の悪化。(蓄膿症、副鼻腔炎?)

社会人になったくらいから、花粉症の気があるなと思いつつもごまかし続けて数年、5年?くらい前にとうとう花粉症であることを認め、花粉症の時期になると耳鼻科へ通院するようになりました。それと同時に、疲れが溜まると一日中鼻水たらして生活するありさま。

インドは花粉症がない、ということで意気揚々と暮らしていましたが、疲れが溜まったり、寒暖差のある場所の行き来、ほこりの多い場所などにいると、鼻炎の症状が出るようになりました。その不快さにも慣れてしまい、特に薬を飲もうともせず、放っておいていました。

が。先月風邪をこじらせてからは、夜になると鼻が詰まって眠れない症状も追加で出てくる。おかげで頭も痛いし食欲も出ないやらで、いい加減どうにかしないとなあと友人に相談したところ、それ副鼻腔炎じゃないと言われ、もう放っておいてもいいことないなと思い、いざ耳鼻科へ。

鼻が詰まっている、花粉症であることをドクターに白状すると、鼻と耳をしっかり点検されたのち、原因が発表されました。

1.アレルギー症状が出ている

2.右の鼻が曲がっている

やっぱアレルギー症状出てるか~。(当たり前だ)

それはともかく、鼻が曲がっている・・?

一体いつから・・?親父にだって殴られたことないですけど・・?

2はよくわかりませんが、1について日本で処方されていた薬を聞かれ、(ザイザルと鼻スプレー)と答え、ザイザルは眠気がするから眠たくならないやつをお願いしますとリクエスト。

ドクターからは、10日間の飲み薬と、鼻スプレー1日2回やるように指示・処方されました。

そしてもらった飲み薬がアレグラだった。

処方されたアレグラ

日本の市販で売ってるアレグラはまじで全然効かなかったので、大丈夫かなと思って処方しましたところ、鼻水だらだらも鼻詰まりも即効で治りました。

副作用として、飲み始めの3,4日は頭が痛く、夜になると急速に眠くなったりする、12時間ぶっ通しで眠り続けるといった症状がありましたが、一週間くらいしてからは頭痛・眠気も気にならなくなりました。(鼻スプレーも朝1回続けています)

処方された鼻スプレー

そもそも日本の耳鼻科でずいぶん前にもらった鼻スプレーを使うと、くしゃみが止まらなくなるという、明らか合ってないやんという症状が出ていましたが、今使用している鼻スプレーはそのようなことにもなりません。

劇的にくしゃみや鼻水も減った!!!!

薬を飲み始めてから、体温の急激な変化もなくなる、食欲も復活するわで体調は治ったようです。(単純な肉体)

なにはともあれ、自分に合った薬とすぐに出会えたかつ、近所の薬局でも買えるのでしばらくこれで様子を見ようと思います。

ちなみに、副鼻腔炎にかかった友人は、アレルギーテストからCTまでやって治したということです。(そして私と同様酒好き、治ったら飲酒の繰り返しで悪化(ここまでも一緒))

過去、花粉症の薬を飲んで飲酒すると、心臓が痛くなるということがありました。血液を収縮させる・飲酒は血管を弛緩させるので、心臓に負担がかかっているんじゃないかという説です。(医師や専門家に基づく情報では全くありません)

ピルも血栓ができやすくなるというので、飲酒は引き続き飲み会のみにして、かつ酒を飲んだ日は薬を飲まないというような感じでうまくバランスを取れたらいいなあと思います。(医師や専門家に基づく情報では全くありません)

ちなみに、日本から持ってきたいつ入手したか記憶にもない花粉症関連の薬はすべて捨てました。

副鼻腔炎の友達ありがとう!耳鼻科紹介してくれた友達ありがとう!持つべきものは友ですね!

今回が最終回っぽくなってしまいましたが、栄養不足についても言及・研究を進めておりますのでEP3につづく!!