バンガロール備忘・見聞録

バンガロールについてのなんやかんやと好きなことについての話

中国ハルピンの旅が良すぎたのでその備忘録

 

旅のきっかけ
高校時代からの友人と、日本または日本から近いところで旅行をしたいという話の中、春秋航空のスーパーセールで航空運賃2000円という破格の金額を発見。成田発で、行先はハルピンのほかに上海、寧波などあった気がするがネーミングからハルピンに惹かれた友人と私。いや、ネーミングというよりもその安さである。軽すぎるノリでチケットを予約。ただしこのときすでに運賃は2000円だったがサーチャージで片道1万くらいだった、気がする。気がするというのはこの後片道1万どころで済まない数々のハードルが目の前に現れつづけたため。(単に無知だっただけとも言える)

数々のハードル
ハルピンはまずどこにあるんだ、ウイグルのほうではないのかチベットのほうではないのかとうんぬん勘違い甚だしい状態で、どうやらロシアの国境に近いことを知る。グーグルマップ。4月はまだくそ寒そうだとか、氷祭り以外に一体何があるんだとか、少ない情報源からハルピンについて調べているうちに、友人が見つけた情報。

「中国はビザがいる」

約10年前、年越しをこの友人と上海で過ごしたのだが、10年前には中国ビザはいらなかったのである。コロナ以降、観光でもビザがいるのだった。

かいつまんで内容を書くと、
・日本のいくつかの都市にある「ビザセンター」に行き、ビザの申請・取得が必要。

・ビザの申請には、オンラインで申請書を準備し、ビザセンターへ行き申請書を提出する

・申請してからビザ発行まで4営業日(東京の場合。名古屋は6営業日。)

・証明写真のルールがめっちゃ細かい

まず私にとってこの旅はインドから日本へ一時帰国中に行く旅であったため、ビザセンターへ行きビザ申請をして取得するまでの時間がない。インドの中国領事館でビザ申請するか、一時帰国のフライトそのものを変えるか、あらゆる選択を検討し友人と協議した結果、フライトの日程を変更・一時帰国中の日本の予定を一部変更することで、何とか申請・取得・渡航できる日程を捻出。

ここでチケット変更費用が発生し、さらにプラス1万円くらい?ビザ申請費用に7500円。当初2000円で釣られた魚たちはハードルを越えるために金で解決したるでモードへ
結局ひとり5万円くらいかかった。

ビザ取得方法の情報が少ないとかいろいろと不安はあったものの、友人は名古屋で、私は東京のビザセンターで何とかビザを取得。ここまでで旅の達成感の8割方を味わった。

しかしこの苦労があったからこそ、現地ハルピン、行ってよかったのです。

旅までの準備
調べ好きの友人によって、現地ではどうやらモバイルペイが主流ということで、中国のアプリ・アリペイをダウンロード。また中国でもラインやグーグルマップが見られるということでe-SIMを申し込みする。これ空港とかで借りるWi-Fiとか、インターナショナルローミングとかよりもずっと値段も安いし、接続・電波も良かったのでとってもおすすめです。(KKdayという旅行会社サイト?の出してるe-SIM)3泊4日で1000円くらいでした。(使用ギガ数によって金額変わります)

あとは気温についてさんざん友人と協議・討論を重ね、どれくらいの防寒をするべきなのか、毎日ハルピン現地の気温をチェック。結論をいうと4月中旬のハルピンはさほど寒くなかった。(少し厚いジャケットとヒートテックを保険として持ってください。寒がりの私にはちょうどよかったです。年によって差はあると思いますがダウンはいりませんでした)

さて、春秋航空だが、手荷物検査がめちゃくちゃ厳しい。手荷物は7KG、預けなし。朝の5時台に、手荷物規定7KGを1.5KGほど超過していた友人と私は、チェックインカウンターの前で手荷物の衣類を着込みまくった。途中心折れそうになり体重軽いんだからいいだろうと小言をつぶやきつつも、服というのは重たくてかさばるものだということを常々知りました。無事、約1.5KG分を余分に着込んだ我々はチェックインをして、搭乗までこぎつけたのだった。

 

行くまでが長かった・・・・ので続きはまた今度。(忘れないうちに書きたい)